食欲や芸術に続き、秋といえば読書です。ただ近年は、もはや秋自体が消滅しているのかのようです。11月に入っても続く夏日に底知れぬ不安を感じる私・・・
ですが!!!私が何より不安なのは当ブログ消滅の危機です(笑)。前記事の日付が2024年8月14日・・・とっくに2ケ月を過ぎています。
(゜ロ゜)ギョェ
と危機感を覚えつつ記事の本題に入ります。長い前フリ失礼しました。
夏日は続けど暦の上では秋なので、私も久しぶりに本を読みました。
BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相
ノンフィクションで舞台はアメリカのシリコンバレーです。因みにシリコンバレーと聞いて、私が思い浮かぶのは世界的IT企業の本社所在地?です。しかも登場するのは科学者や技術者を始め、ベンチャーキャピタル通称VCを率いる投資家や元アメリカ政府要人etc・・・。もはや私には全く想像もつかない異次元(笑)の人達です。作中の用語も非常に難しかったです。そもそもタイトルのBADBLOOD(バッドブラッド)とは?悪い血?血とは血液?本の表紙絵は一滴の血の雫です。
私が本書を読み感じたのは”悪しき血脈”。
Fake it, till you make it(できるまで欺け)
シリコンバレーの有名な格言です。成功者達は時に嘘やハッタリを使うそうです。今も尚、格言の血脈に繋がる数多の実業家がシリコンバレーでスタートアップ企業を立ち上げています。しかし光あれば影あり。その影こそが本書で書かれたBADではないでしょうか。
注)あくまで私個人の感想ですのであしからず。
<あとがき>
今年upしたブログ記事数は昨年の1/3・・・いよいよブログ消滅の危機です!!そうなればテーマはもはや書きたい事ではなく今の私でも取り敢えず書ける事です。我ながら随分と後ろ向きな理由です。でも読書の動機は純粋な好奇心でした。数年前のテレビ番組で本書に書かれた事件を知りました。YouTubeで事件の解説動画を幾つか観ました。更に詳しく知りたいと本書を手に取りました。著者は事件を調査報道した記者自身です。ページ数は400に及び難解に感じる場面も多々ありました。それでも飽き性(筆不精と並ぶ私の特性)の私が挫折せずに読了できたのは、登場人物達をフト身近に感じられる瞬間があったからです。それについて次回・・・とは言わないでおきます(笑)。
<追記>
この記事を書いている今この瞬間、アメリカの大統領選は投票真っ只中です。民主主義とは?言論の自由とは?私は本書を読み感じたのが訴訟社会の恐ろしさです。また実はそれが言論の自由を阻害しているのでは?との疑問です。
本書に書かれた事件を分かりやすく解説したYouTube動画です。
(≧▽≦)