吉原理恵子著「間の楔」は発表から30年以上を経ても、尚も読者を魅了する名作。
※年号にすると 昭和→平成→令和に至り、改めて感じる凄み。
今回は記事1「ねこずな!?」と同じく下世話(笑)なネタです。
正確には下世話なネタを超真面目に?考えた結果です。
(;^ω^)
ガイがイアソンに攫われたと知っても、ただ深酒するしかないリキ。その酔い覚ましにシャワーを浴びると、何とイアソンが部屋に上がり込んでいた・・・。
この場面のリキはシャワー後でバスローブ一枚羽織っただけの姿です。この後の展開が容易に予想出来るだけに、私的にはリキが身を清め床入り(ベッドイン)の準備を万端に整えてイアソンをお出迎えしているみたいでした。初読み時からの萌えポイントです。
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リキ 「ンな訳ねぇだろ!!」
イアソン 「フッ、そうだったのか。私の為に・・・」
リキ 「だから違うって!!」
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いきなりメタ発言の会話劇(茶番)を入れてみました。
ただ、作中のイアソンはこの後「床(ベッド)」には入りません。リキを壁際に追い詰めます。これはイアリキ出会い時のミダスの連れ込み館の時と同じです。
その時は
”「粗野で頭の悪い雑種(クズ)を躾けるのに、どうして、わざわざ服を脱ぐ必要がある?」”
吉原理恵子著「間の楔1」P226(Chara文庫・徳間書店)から抜粋
と云ってますが、要はブロンディたるもの、
薄汚い(笑)ベッドなど使えん!!服は脱げん!!
ですね。イアソンが使うのはエオスのファニチャー達が完璧にメイキングしたベッドかアパティアみたいな高級な部屋のベッドのみ。それ以外ではやむなく壁を使う流れ?
でも自分は着衣のまま、相手だけを全●にして壁に立たせるのは何かビジュアル的にもマウントを取っているみたいで優位性が伝わります。私はこれらの場面を読み返す度にヨダレを垂らしています。
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・・・ただ、何度ヨダレを垂らそうともある素朴な疑問(ツッコミ)が頭から離れません。
イアソン、服汚れるよ
人工体のイアソンと違い、リキは生身の人間なので絡めば様々な生理現象があります。着衣で密着すれば、絶対あれこれと(笑)付着する筈です。因みにリキの部屋を出た後のイアソンは、カッツェが待機してる車(エアカー)に乗り込みました。カッツェが何か、例えばニオイとか感じたりしたのかが気になります。ただ、例え気づいても何も云えないのがカッツェです。
(´Д`)
後はイアソンが告げた行先はパルテアですが、流石にその恰好でパーティー等に出席するとは思えません。元から会場(控室)で正装に着替える予定があり汚れても平気だった?
(?_?)(?_?)(?_?)(?_?)(?_?)
そこから派生して、更に気になるのがイアリキの出会い時です。イアソンがミダスでクルージング(要はスリ)をしていたリキを捕まえた時、ラウールが同行していました。イアソンはラウールに急かされますが、リキに対する気まぐれからラウールを先に行かせます(この時のラウールの忠告は無駄に終わりました)。そしてリキと連れ込み館へ向かい、間違いなく服が汚れる展開となります(先ず膝の辺りが確実です)。作中では部屋を出る時にゴミ箱に●液で汚れた手袋(笑)を捨てていますが、それで大丈夫?
イアソンとラウールのこの後の予定は分かりませんが、やはり着替える予定があったのかもしれません。でもカッツェの車に乗り込むのとは違い、イアソンはミダスの通りを歩く筈です。その恰好で?
(?_?)(?_?)(?_?)(?_?)(?_?)
以上が私の長年の疑問(ツッコミ)でした(笑)。
でも、数年前に初めて「間の楔」(OVA旧版前編)を観た時にこれらのモヤモヤが一部ですが解決しました。
冒頭の連れ込み館(OVA版は安宿ぽいです)の場面はイアソンは着衣のままで壁を使いますが、リキの部屋の場面ではイアソンがしっかり脱いでくれます。
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ただ些末事ながら気になるのがイアソンが無造作に服を床に脱ぎ捨てている事です。屋内では靴を脱ぐ現代日本と違い、屋内でも靴を履く文化圏?と思われるので床は泥や土埃が溜まっていそうです。
※ケレス(スラム)自体が治安の悪さでインフラ整備に遅滞が生じ、道路等の舗装状態が悪そうです。なので室内に持ち込まれる汚れも多いと考えられます。それにリキがマメに床掃除するタイプには見えません(笑)。
なのでやっぱりイアソンにツッコみたくなります。
イアソン、服汚れるよ
※先程よりは小さなツッコミです(笑)。
でも、その後は遠慮なくリキの部屋のベッドで互いに全●で絡みます。やっぱり、こうでないと!!
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なのでイアソンにはこのまま、絡みの後も図々しく(笑)リキの部屋のシャワーを使ってもらいたいです。服だとあれこれ付くと厄介ですが、素肌ならシャワーでザっと流せば、あっと言う間にキレイになります。
当然、身体を拭くのにタオルもどうぞ です。ついでに長い髪を乾かすのにドライヤーもお使いください(笑)。
この「いらすとや」さんのタオルはフワフワしていますが、実際のリキの部屋のタオルは使い古しててゴワゴワしていそうです(笑)。
余談ながら、OVA旧版でもカッツェが車で待機していますが、主がサッパリして戻ってくるので安心です。
(^o^)
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リキ 「勝手に使わせてんじゃねぇ、チクショウ!!」
イアソン 「シャワー室が狭い上に水圧が弱かったな・・・。」
リキ 「ウルセー!てめぇも勝手に使って文句云ってんじゃねぇ!」
イアソン 「それからタオルも傷んでいたぞ。もう捨てておけ。」
リキ 「余計なお世話だ!!!」
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またもやメタ発言の会話劇(茶番)を入れてみました。
注)OVA(旧版前編)でイアソンがリキの部屋のシャワー等を使用したかは描写が無いので分かりません。なので、あくまで私個人の希望(妄想)に過ぎませんのであしからず。
<あとがき>
今回は下世話な事を大真面目に考察する、をテーマに書いてみました。
"壁の前で着衣で絡む"
これ自体はBLに限らず、恋愛モノでは定番なシチュエーションです。映画だと更に臨場感とスリル感が増して観ると結構ドキドキします。
((((o゜▽゜)o))) ドキドキ♪
例えばパーティー会場で男女の視線が絡み合い、互いに目くばせして会場をこっそりと抜け出す(この時に誰かが気づいて後を付けたりしたら更にサスペンス感も増します)。
向かう場所は女性トイレの個室が定番です。何しろ四方を壁で囲った密室です。
観ている方もピーピング(覗き見)感が味わえます。
 ̄ー ̄)ニヤリ
そして絡みが終わると、男女は別々に会場に戻ります。その別れ際に交差する視線の切なさ・・・
女性が会場に戻ると友人(同じく女性)が"「どうしたの?具合でも悪いの?」"と尋ねたりします。当然”「何でもないわ」”と答えますが、友人の顔は怪訝そうなまま・・・
この時、友人は気づいたのか?気づいていないのか?
この時の心理戦めいた緊張感が堪りません。
(;¬д¬) アヤシイ
と、以上が鉄板ネタだと思われます。
※何の映画が元ネタなのか分かりませんor覚えていません。もしかしたら複数あるかも知れません。
でもシチュエーション的には萌えても、私は現実的な問題に目が行くタイプみたいです。なので「間の楔」でも気にしまくっています(笑)。それから、この記事には本当は続きがあります。書くかどうか迷いましたが、タイトルに沿った内容に留めました。続きは別記事で書く予定です。ただ、次回になるかは分かりません。2回連続で下世話なネタはちょっと気が引けます(でも思い浮かぶし書きたくはなるのです)。
( 〃▽〃)